不可解な理想

前向きに生きることがいいらしい

前向きに生きなければならないとまで言われる


人間の肉体的構造では
眼球は前方を見る位置に取り付けられている


後頭部に視覚機能がある肉体でない限り
すべての生物は前を向いて生きるように設計されている



普通に生きていれば
何をどう感じ考えて生きようとも
前向き以外に生きようがない

無は存在であり
存在は無である。


限られた私たちの精神はこれを理解することも
推測することもできない。


それは無限の一部なのだ。


アズラエル



限られた旧来の人間意識でいる限り
推測も理解もできない領域がある


そこへ探求の歩を進めることが
意識の宿命である


神秘は解明されたがっている