暗喩としての原発

原発事故が起こった最大の理由は
人類がそれが起きることにYESと言ったからだ



宇宙は人類の滅亡にも
存続にも
関心がない



宇宙は合理的で
無関心



だから地球という惑星領域で
これからも人類という体験を続けたいなら
或いは自己のDNAを継承した次の世代に
地球での生活を継続させたいなら
人類自らが手段を講じなければならない



地球は変容はするが滅びない


地球のマインドが
太陽系の軌道周回に飽きて軌道をはなれるまでは
人類が地球と認識する惑星領域に残るのだろう


人類が滅びた後の地球で新しい生態系を育み
再び緑と水の惑星を
出現させるのだろう



人類は地球に必要ではない

役にも立たない


人の役に立ちたいという傲慢な願いでエゴを偽装する人間は多い


地球の役にも立てない存在が、他のものの役に立つはずがない



その自罰的な象徴として
原発放射能を放出した


すでに自分達のエゴが自分達の手に負えなくなり
自らを滅ぼしてゆく暗喩


その潜在的な出現に
人類はYESと答えた


昔、原子力が開発された時の回答が時を経て
現在の時空に出現している


並行宇宙への入り方を学んでいない人間には
恐ろしい時空に違いない