あまりにイージーに
愛って言葉が使われてしまって
すでに手垢まみれだから
もう誰もほんとの愛ってどんなものか知らないのじゃないかと思う
その人が成育した環境で学んだものが、その人にとっての愛だから
ある人はすごく世話されることを愛だと思い
ある人は何もされないことを愛だと思う
そして自分が知る愛がただひとつの真実の愛だと信じている…
つまり、愛は個人の信念体系のカタチで、人の数だけバリエーションがある
その認識の違いが人間関係のトラブルになる…
信念を超えた愛に出会うには勇気がいる
だって、それまで棲んでいた世界が瓦解するんだから…