生の中の死

みんな、同じような仲間に会いたいと思う


同じ価値観、同じ趣味、同じ生き方…


そうして安心していたいから


けれど、そこにいつしか流れ込んでくるのは、退屈と怠惰の風



それで人は新しい風を求める


でも、自分が新しい価値観に心を開いていない限り、そこで出会うのは、やっぱり、前と変わらない古い出会いの焼き直しでしかない


そのことに、人は怒る
深く恐れる


なぜって、自分が変化していないことを見せつけられるから


自分が成長していないことを無意識で自覚しているから…


これは恐れの中でも最大級だと思う


私は変われない…


これほどの絶望があるだろうか


生のすべてがマインドとエゴに包囲されて、手応えがまったく無い状態…

これが生の中での死かも知れない