2007-01-01から1年間の記事一覧

素敵なラブリーボーイ

仕事を抜け出して 自動販売機に水を買いに走ったら 3台ある販売機の端っこのやつに、小学生の男の子が張り付いていた「いいな〜120円あったら買えるのにな〜」そうぼやきながら、 販売機に全身をぴったり寄せて、伸ばす限りに右手を伸ばして、いちばん上の…

秋模様

あの高い、永遠へと続く空の手前秋が架ける、彼方へのハシゴ

ハッピークリスマス!

ハッピークリスマス! スイカちゃんはサンタになって地道に営業中 素敵なクリスマスになりますよ〜に!

オータムパーク

一年で一番、公園が幸せになる時間 オータムパーク 神様がゆっくりと空からおりてきて 幸せを眺めている 落ちてゆく葉が 時を刻んで 無限の中に還ってゆく 集う命のすべてが いまここにあることを 知っている 秋の公園の 透明で静かな時間 声にならない 何か…

光と闇と

光は闇や影と調和することで、人間にも無理なく知覚することができるようになる光を直接見るには人間の視覚や知識がまだ幼いから、闇は光をやわらかく見せてくれるためのシールドになってくれている だから 闇も影も光からの贈り物そう思えると、闇は光のあ…

クルマはのろい

最近、目的地に行くのに滅多にクルマ系を使わなくなったやっと気付いたけれど クルマはのろい 意味もなく渋滞 他にだれもいなくても赤信号は止まる… 四つ角は一時停止 考えたら、すごく効率の悪い道具だ 音はうるさいし、 走れば必ず地球を傷つける たった一…

瞑想キャット

さっきまで 暗がりで白い猫が瞑想していた 大型ショッピングモールのけばけばしい明るさと猛々しく繰り返される同じアナウンスを尻目にこの猫だけが 内なる静けさを聴いていた見習おうと思った

本日の空模様

団体行動的雲 UFOが隠れやすそうな空

そんなわけで江ノ島・台風一過

嵐が去った江ノ島、日曜日 自分の好きなように、 自由に踊る たったそれだけの喜びを知るために この生を選んで生まれてきているのかも知れない本当の自由は 自分の心と体を 自分自身のために 自分の意志で動かせること もしそうなのだとしたらいま地球上に …

そんなわけで鎌倉・リトルブッダ

明日から江ノ島で《5リズムズ》ダンスの合宿が始まる 朝、9時に江ノ島集合は千葉県民にはキツいので、鎌倉に前泊 今回は鎌倉観光ができないので、駅にいたリトルブッダをカメラに収めてみた 気のせいかブッダも眠そうである(それはブッダに失礼である) そ…

朝がまた来た

梢のかわりに電柱に止まって スズメ一家は朝の会議 朝がまた来た 奇跡の朝が 夜の間に、世界が燃え尽きることもなき 我が身が食われることもなく 朝の光をまた浴びている これ以上の幸いはなし 我らには 今日 飛ぶ 空が ただあるのみ今日 得る 糧が ただある…

見えない世界

会社が存在すると信じている人なら、幽霊や天使や精霊が存在することを信じることは当然だと思う 国家が存在すると信じている人もまた然り 「ここに持ってきて」と言って、持ってこられないものは基本的に存在しない 会社は持ってこられない 持ってこられる…

人の役に立つ仕事

電車の中で盲導犬を見ました 座席の下でおっとりと寝そべって、重要任務をこなしていました 人の役に立つ仕事と聞くと、私はまず、こういう仕事を思い浮かべます そして、本当に誰かや何かの役に立ち、必要とされることの重みを感じます 人の役に立つなどと…

謎の人の謎

毎朝、謎の人が呪文をつぶやきながら通る道 今朝は警察車が停まってロープが張られ、通行できず この町になにが起こったのか?

お金をめぐる冒険

お金で誇りは買えない お金を使えば必ず誇りは失われる お金で幸せは買えない お金で買える幸せはすぐ腐る お金で本質は買えない 人間は本当はお金で買えるものなどに興味を持ってはいないから

月とお散歩

どこまでも その道のつづく限り 月は黙っていっしょに歩いてくれる なぜ? ともどこへ? とも 何も問わずに 何も訊かないで… そんな相棒が必要な時は月がいちばん信頼できる

タヌキが出た

タヌキが町に現れた 悠然として、余裕がある姿に、町内のみんな大喜び 夕刊配達のお兄さんも、保険の外交のおばさんも 携帯片手にタヌキ見物 平和なご町内のビッグニュースだ!!

カップの中の君

朝から潜水ご苦労様です

謎の人

*p1*謎の人毎朝の通勤路に必ず立っている、小さなやせた老婆がいる 私たちの世界とは、離れた世界にいるらしく、毎日おなじ服を着て、口の中で何ごとかをずっと唱えながら俯いて立っている 薄気味悪くて、最初はかなり抵抗感があった そのうち馴れて、かかわ…

朝の猫

フレーム ぎりぎりで 今朝のニャンコが おさまりました 撮るのは遠慮したけれど、このちょっと前まで、通学途中の中学生と遊んでたんだよね 静かで楽しそうな二人の時が流れていました

風よ 雲よ 虹よ

風よ 雲よ 虹よ そう呼びかけたくなる衝動は頭ではなく体でもなくどこからくるのだろう それは遠い昔の記憶? 子供の頃に空を目指して全力で走った時のもの? それとも、もっと昔 国づくりを賭けて戦った武士のころの記憶? それとも、はるか遠い地平に住む…

よみがえる昭和

ああ!まだ、ご活躍されていたんですねぇ! お名前は忘れましたが(というより知らないのですが)元祖オロナイン 看板子供時代はよくおみかけしました。 幼心になんか、こわかったです。 そのほほ笑みに魔術的ななにものかを感じて…

幻の森

灰色にみえる街にも 澄んだ小鳥の声が響いて、風が吹いて、虫が鳴いて、草が生えて、木が立っている 生命の記憶を身体と心が思い出すと、そこが森に思えてくる どこにもない けれど確かにある 幻の森 きっと、人はその森を失っては生きられない 見えないけれ…

船がつくられた目的は…

船は港にいる時がいちばん安全だ だが、それは船が作られた目的ではない 犬は飼われている時がいちばん安全だだが、それは犬がつくられた目的ではない 人は…… 『宙船』が頭を駆け巡る朝

ベルベットの肌触り

秋には草花もおしゃれなものが多くなります しっとりとした光沢と密な手触りの、まるでベルベットのような花 もしかすると、こんな花を見て、人は秋から冬に、この花に似た素材を身にまとうのでしょうか…

秋の伝言

香りはカメラに写せませんが、キンモクセイの甘い香りには秋の色がついているような気がします季節が過ぎてゆくたびに約束された香りや彩りは、時を過つことなく、本当に確かなものを伝えてくれます。 私たちはなんと愛おしく、はかないものを失おうとしてい…

命の灯

昨晩まで津田沼のイオンモールで 100万人のキャンドルナイト応援キャンドルが灯されていました。 6月の夏至に行われたキャンドルナイトで瞑想にはまって以来、部屋の蛍光灯はほとんどつけなくなりました。 考えてみたら、仕事中もスーパーの中も電車もバスも…

どこまでも続く一本の真っ直ぐな線

地上には直線というのはないそうです直線というのは、無限にどこまでも続く一本の線で、人間がふつう直線と呼び習わして見ているものは、直線の一部を取り出した線分なんだと… では直線はないのかというと、そうではないどこまでも無限に続く一本の真っ直ぐ…

歓喜の中へ

色とりどりの紙吹雪やは花びらが舞い たくさんの歓声と暖かな拍手が響き渡り 確かな達成感と満足感に満ちあふれて 誇らかに軽やかにパレードの主役は進む… 死んだあとの世界が そんなだったら素敵だなと思いました

失われた神業

JR津田沼駅のオートキオスクを見た時は衝撃だった 人間の退化の証拠をまた見つけてしまった気がした… 昔、社会人になりたてのころ、朝のキオスクで怒濤のように現れるサラリーマンを瞬時にさばく店員さんには畏敬の念を覚えたけれど…お馴染みの顔が店先に現…